トービンのq理論

このページでは??

このページでは設備・工場などの物的投資に対する投資水準を決定する投資理論に関して紹介します。

トービンのq とは?

企業が投資を行うかどうかの判断指標の1つである。

目次

企業市場価値とは?

株式市場が評価する企業の株価総額(=株価✖️発行済株式総数)

※株価総額には負債を加える場合もある。

資本の再取得価格とは??

現存する資本(資本ストック)設備や土地などをすべて買い換える為に必要となる費用の総額のこと。

 

投資判断

新たに設備などへの物的投資の判断基準は、企業の市場における価値とのバランスによって決定する。その事項を踏まえて以下図は投資判断のフローになる。

 

例題

下記の例は正しい or 誤りか?

トービンのq理論では、企業価値(株価総額 + 負債総額)が現存の資本ストック(設備や土地などの固定資産を再び購入するために必要な費用を上回る

👇

設備投資は実行される。

解答)正解

企業価値が資本ストック(設備や土地などの固定資産再購入する費用を上回る

👇

1 < q となる。

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