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無差別曲線
効用関数を図化したもののこと。無差別曲線の形状は主に4パターン存在する。無差別曲線上における任意の点では効用は同じである。
無差別曲線の形状
① 単調性が成立 限界代替率 逓減
効用が一定とした場合、Bの消費量が増えれば、Aの消費量が増えることを描いた無差別曲線である。
右上にシフトするほど、効用は大きくなる。限界代替率は逓減している。
② 単調性が不成立 限界代替率 逓増
例として、所得と労働時間の選択を考える。
所得の増加は効用を上昇させる。労働時間の増加は効用を低下させる。
生産性の様な話ですね。
③ 完全代替財の場合 限界代替率 一定
代替財の場合は以下図の様な無差別曲線になる。代替財の他の例は、マーガリンとバターの2財のような関係である。
1000円札✖️1=500円硬貨✖️2 完全に代替する財である。
④ 完全補完財の場合
完全補完財の無差別曲線は以下図の様になる。
2つで1つの役割を果たす様な財のこと。