物価と物価指数
物価とは
- 個々の財の価格の平均値のこと。
物価指数とは
- 個々の財のサービスの価格を平均して総合的な物価水準の動きを示す指数のこと。
- 100<現在の物価指数 の場合は比較時点の物価は上昇したと判断される。
- 財・サービスの必要購入費用が時間通じてどのように変化するかの判断にも使用される。
目次
例えば、、、
私が好きな桃を例に挙げる。桃は大きさや品質によって、値段が異なる。桃での物価はこれら全ての平均価格であることとされる。
しかしながら、実態は、、、
全ての桃の値段を集計することは、現実的に難しい。なので、代表的な桃の価格を集計し、重要性(加重平均:経済に占める割合の高い財の価格を大きく反映され、割合の低い価格は小さく反映される考え方)を考慮し、選定している。
物価指数の作成方法
物価指数の作成の考え方に大きく2つ存在する。
ラスパイレス式
ラスパイレス式は基準時点(過去)の数量を基準にして物価を計算する方法。
指数の算出が容易であり、経済構造の変化に対応していない。
ライスパイレス式が採用されている代表としては、CPI(消費者物価指数)、CGPI(企業物価指数)がある。
パーシェ式
パーシェ式は比較時点(現在)の数量を基準にして物価を計算する方法。
経済構造の変化に対応している。