目次
産業連関表
産業連関表とは、財・サービスごとの産業間の投入、産出を記録したもの。
産業連関表を見て学ぶ
縦軸を見る
各産業がそれぞれの産業から原材料をどれだけ購入し(中間投入を行い)、どれだけの付加価値を生み出したかを読み取れる。
横軸を見る
各産業が生産物をどこへどれだけ、販売(産出)したかを読み取ることができる。
中間投入物として販売される分を中間需要、家計・政府の消費、投資(固定資本形成)などに向けられる分を最終需要という。
各産業の列和と行和は等しい
中間投入 + 付加価値 = 中間需要 + 最終需要
付加価値 = 最終需要
各産業の付加価値額の合計が各産業の最終需要と一致する。
例題
産業Aで1単位の生産を行うために、必要なB産業からの中間投入の構成は?
20/60 = 1/3