払出単価の計算
同一商品を複数回に分けて、仕入れる場合がある。その場合、個々の仕入た商品のタイミングの応じて、価格は異なる。個々の仕入れ価格に応じた払出単価を明らかにしなくてはならない。以下にその方法を記載する。
目次
先入先出法
先入先出法とは、先に仕入れたものから先に払出すと仮定して、払出単価を計算する方法。
2022年7月1日
50個の払出しのうち先に仕入れた(前期繰越)期首商品10円のものが30個払い出され、後に仕入れた5月1日に仕入れた14円のものが20個払い出される。
2023年2月1日
30個の払出しのうち、先に仕入れた5月1日仕入れ分14円のものが10個(2022年7月時点の売上からの残りの数量=60-50)払い出され、後に仕入れた11月1日仕入れ分16円のものが20個払い出されたと考える。