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貸倒引当金戻入益について、誰でも1分間で理解できるように解説します。簡単に説明すると、貸したお金の内、返ってこないと想定していたお金(=貸倒引当金)が戻ってきた際に発生する利益のことです。
詳しくは、下記記事を読んでみてください。
貸倒引当金戻入益
過去に貸し付けたお金の返済が困難になり、貸倒れとして引当てた資産(貸倒引当金)が、実際に回収できた場合に生じる利益を指します。
目次
例えば
ある企業が100万円を貸し付け、その貸し先が返済不能に陥ったため、50万円の貸倒引当金を計上しました。その後、貸し先が回復し、50万円が回収された場合、貸倒引当金戻入益は生じず、50万円が直接的な利益として計上されます。
また、貸倒引当金戻入益は以下の式で表されます。
貸倒引当金戻入益 = 貸倒引当金 – 戻入金額
上記の例で言えば、貸倒引当金は50万円、戻入金額も50万円となるため、貸倒引当金戻入益は0円となります。
また、貸倒引当金戻入益は、企業の利益に加算されます。
まとめ
貸し付けたお金が回収できた場合には、回収された金額が直接的な利益として計上されます。貸倒引当金戻入益も、回収された金額が直接的な利益として計上されることになります。
貸倒引当金戻入益は、過去に貸し付けたお金の貸倒れによって設定された貸倒引当金が、回収された金額を上回る場合に生じます。