虚偽表示(通謀虚偽表示)
虚偽表示(通謀虚偽表示)とは、相手方と示し合わせて嘘の意思表示をすること。
図を
善意の第三者の例
例1
Aが所有する土地(甲)につき、AとBが通謀の上で売買契約を仮装し、AからBに所有権移転登記がなされた。B名義の土地(甲)を差し押さえたBの債権者C
例2
Aが所有する土地(甲)につき、AとBの間には債権債務関係がないにもかかわらず、両者が通謀の上でBのために抵当権を設定した。その旨の登記がなされた場合に、Bに対する貸付債権を担保するためにBから転抵当権の設定を受けた債権者C
例3
AとBの通謀の上で、Aを貸主、Bを借主とする金銭消費貸借契約を仮装した場合に、当該仮装債権をAから譲り受けたC